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心の何処か奥深くから
小さな小さな囁きが聞こえる
届かなくていい
伝わらなくていい
それでも、と


“お誕生日おめでとう”――
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授けられた魔法 2007-05-27 Sun
独学で習得した初級魔法とは違う。
砂漠のオアシスで増幅した魔力に援けられた偶然とも違う。
これは彼のやり方で「授けられる」高位の魔法。

目を閉じれば額と額を合わせられ、包むように握られた両手。
顔の近さと手の温もりに鼓動が跳ね上がる。

そんな私をよそに、沈着そのものの彼は伝授を始める。
せわしい胸の内を恥じながら静め、行われる事に集中する。

――失われた儀式言語によるかすかな囁き
――昂揚感、仄かに流れ込んで来る形のない“何か”

“外で試してみましょうか”

微笑む彼と共に、星を散りばめた濃紺の天幕の下へ立つ。

さぁ、思い描くのだ。
放たれるべき炎のかたちを。
抑えようのない闘争心と魂焦がす切なる願い、
闇の中で刹那閃く哀しみにも似た、
力強く鮮烈なる情動の色を。

それは彼が名付けてくれた――最後の炎。

la_primavera0.jpg

“女神の気まぐれ”
――春の女神は気分屋
自ら咲かせた花々があまりにも美しく
地上の民が賛美するのに嫉妬して
強い風雨を吹き付けては散らせてしまう――


春を喜び楽しむ素敵な企画が開催中だよ。
期間は5月一杯。色彩豊かな衣装で着飾った人々も勢揃い。
25日~27日の3日間はサロンで宴も開かれるとか!

【Calendimaggio -Festa di primavera-】主催:ズウ
絵師の間【Calendimaggio】五月祭のお誘い
サテライト:Calendimaggio!(祭りに関する案内書)

年上なのに、なぜか君づけで呼んでしまう彼。
家庭的で優しくて、素晴らしく魔法に長けていて。
でも何を考えているか分からない不思議な人。
私の理解の及ばない、業を背負っている人。

綺麗に編んだ金の髪。
細い鼻梁。尖った耳。深く澄んだ青の瞳。
女と見紛う柔和な顔立ち。
ほっそりと華奢な身体。

黒い、――翼。

(傍らの背をじっと見つめている。何か記憶を探るように)

loss of memory-4- a day 2007-05-07 Mon
5月のカレンダーに印を付けた。
楽しみな予定、しなければならない事の期日、友達の誕生日…

ふと、手が止まる。

――5月12日。5月30日。

これは何?…何の日だった?
どうしてこんなに引っ掛かるのだろう。

分からない。
あぁもう、何だっていいじゃないか。


何だか無性に絵が描きたいな。
色を付けない素描をたくさん。
好きな人たち、遠くに旅立った人たち、
それから話した事もないけど描いてみたい人たちの絵を。
戦う姿を。喜怒哀楽を。

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